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2024年1月16日
当研究室D3李らの論文がScientia Horticulturaeに掲載されました。
作出した様々なハスカップ倍数体の果実においてガスクロマトグラフィー質量分析計(GC-MS)による分析を実施し、倍数性が果実の生化学的成分に及ぼす影響を調査しました。その結果、キナ酸やソルビトールなどの特定の物質において、その濃度が倍数性と密接に関連していることが明らかになりました。本研究の成果は、今後のハスカップにおける育種と栽培方法にとって潜在的な意味を持つものであり、こうした変異を戦略的に利用した果実生産の品質と収量を最適化するために極めて重要なものであると考えられます。
論文タイトル:
Elucidating the impact of ploidy level on biochemical content accumulation in haskap (Lonicera caerulea L. subsp. edulis (Turcz. ex Herder) Hultén) fruits: A comprehensive approach for fruit assessment
著者:Jixiao Li, Yoichiro Hoshino
掲載誌:Scientia Horticulturae
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